肥満は病気ではありませんが生活習慣病(成人病)の引き金と なると言われています。
現在肥満の状態にある人はできるだけそれを改善することが大切ですし、
今はそうでない人でも、日頃から肥満にな らないように心がけることが必要でしょう。
肥満には病気や遺伝的なものが要因となる場合がありますが、
やはり一番多いのは食べ過ぎに運動不足が重なることと考えられます。
また、十分な運動をしたら摂取したカロリーはスムーズに運動エネルギーに代謝することが
必要でしょう。
そこで肥満を防ぐには、必要な栄養素をしかもバランスよくとり、
そのうえで運動量にみあったエネルギーを摂取するとともに、
その代謝をスムーズにすることが大事で、その働きを梅干しが盛んにしてくれるでしょう。
梅干しはクエン酸が豊富ですが、クエン酸を筆頭とする有機酸には体内の代謝を
スムーズにして老廃物を排出し、脂肪の蓄積を防ぐ働きがあると言われています。
食事からとった炭水化物やたんぱく質などの栄養素はクエン酸などの酸の働きによって
円滑にエネルギーに変わるのですから、このとき酸が不足すれば栄養素の分解は
スムーズにいかず、その結果、余分な脂肪が体内にたまりやすくなります。
ですから肥満を防止するには、クエン酸を豊富に含む梅干しを食べるのがよい
と言われています。