癌の予防に
By aw
酸素は人間が生きていくうえでなくてはならないものですが、時に有害な物質に
変わることがあります。体内に取り込んだ酸素のうち2パーセントがそうなるのですが、
これが活性酸素といわれるものです。
この活性酸素が遺伝子(DNA)を損傷して細胞をガン化させたり、過酸化脂質を
つくりだして血管や細胞の老化を早め、つまりガンの原因の一つは
この活性酸素にあると言われます。というと、人の体は活性酸素にやられっぱなしのようですが、
そうはさせまいと、体にはもともとこのような悪玉物資に立ち向かうものが備わっています。
それが唾液に含まれる酸素です。たとえばぺルオキシターゼとう酸素には過酸化脂質を
文化する力があり、また、カタラーゼという酸素にはわずか1分子で6万分子の
過酸化水素を水にする力があります。実験によれば、発ガン物資として指定されている
アフラトンキシン(カビ毒)やニトロソアミン化合物、またペンツピレン(排気ガス)などと
唾液を混ぜておくと、これらの発ガン物質の活性化が消失したという報告もなされているとの事です。
梅干しは唾液を促進するため、梅干しをよく食べているとガンになりにくくなるだけでなく、
すでに発生したガンに対しても効果が発揮されると言われてます。
烏梅(ウバイ)を水から煎じた液が腹水ガンに対して抑制作用のあることもその一つで、
実験によって確かめられていると言います。