生活習慣病(成人病)の中でも日本人に多いものといえば脳血管障害があがります。
つまり脳梗塞や脳出血などの病気です。特に脳梗塞が多く、その中のとりわけ
脳血栓は、脳の動脈硬化部位に血栓ができて血管をふさぐことによって起こると言います。
つまり、血液の流れがスムーズにいかず、血管の途中で詰まってしまうのです。
要するに血管の老化です。そのため体に麻痺が起こったり、言語障害が現れたりします。
脳梗塞などの脳血管障害を予防するには、なんといっても血管の老化を招く過酸化資質を
ためないことが大切です。
体内に取り込んだ酸素が活性酸素を生み、それが物質とくっついて生みだされる
有害物質が過酸化資質で、実際これが血管に作用して動脈硬化や血栓症などの病気を
生じさせるのです。
では、過酸化脂質をためないようにするにはどうすればいいかといえば、やはりここでも
梅干しに含まれるクエン酸が活躍します。クエン酸は過酸化旨質を取り除くだけではなく、
血管そのものを強くする働きも持っていて、脳梗塞の予防だけに限らず、病後の回復にも
効果を発揮すると言われています。
また、クエン酸には免疫の最大の担い手であるマクロファージという免疫の最大の担い手である
マクロファージという免疫担当細胞を活性化する働きもあります。マクロファジーは
外から進入しようする有害な微生物をやっつけ追い出ししてしまう免疫軍団の最強の
兵士であると共に、過酸化脂質などの血管内の老廃物を除去する役目もこなします。
ですからマクロファジーを元気づければ、過酸化脂質がより効果的に取り除かれることになると言われています。